男性も女性も知りたい!? メンズ美容事情

最近、SNSでメンズスキンケアに対する記事を目にすることが多いと感じています。一方で、ママ達との会話でも思春期を迎えた息子の吹き出物やヒゲ脱毛、スキンケアの話題がよくあがります。職業柄私はアンテナを張っているのですが、実際のところ普段男性美容の世界を見聞きすることがない女性も多いと思います。

そこで今回は女性にも分かりやすく、男性美容の”今”についてお話してみたいと思います。

美容のきっかけ(私の身近なパパ編) 

身近なパパ達(子育て中30代~50代の男性)に聞いてみたところ、スキンケアを初めとする美容を行うきっかけは以下ようなものでした。

  • リモートになり画面に映る自分の顔をみて青髭が気になりヒゲ脱毛を決意した。
  • パートナーに指摘され、匂いが気になりだした。
  • 汗拭きシートを使う際、わき毛が邪魔に感じたので脱毛している。
  • 子供のころから乾燥肌で母親にクリームをぬられていた。でも、べたべたした感触が子供ながらに嫌だったため今でもさらっとした感触が好み。
  • 友人から化粧水だけでもした方が良いと言われてお風呂上りにそれだけは付けている。
  • 出張でホテルにあったスキンケアを使って以来、使用感がよかったので継続している。
  • スキンケアをするようになって肌の調子が良くなったし、人から褒められたりすると嬉しいので続けている。
  • いつまでも若々しくいたいと思う。(年より上に見られるのは抵抗がある。)

商品の傾向

  • オールインワンなど手軽に使えるものがいい。
  • 効果が実感できればステップ数を増やすことには抵抗がない(美容液など)でも男だとあまりサンプルもらえないことが多い。

  • 妻より高価なものは使えない。
  • 化粧品に関して(強調されていました 笑)は、詳しい人やプロから論理的に勧められたら、数年~数十年同じものを使い続ける傾向にある。女性のようにあまり新しいものに飛びつく瞬発力はない。

商品の選び方

周りのパパ達の会話を聞いていると、スキンケア洗顔・化粧水・乳液・日焼止め、シミ取り、ヒゲ脱毛など、思っていたより意識の高さを感じました。女性の場合はなんとなくスキンケアをしているパターンがあると思うのですが、それに比べると男性は目的意識がはっきりしているとも感じました。日焼止めの塗り直しも男性の方が意外と頻繁だったりします。

確かに女性同様きちんとお手入れされたお肌は清潔感があり、好感度アップにつながります。そこで意外と知らない男性の肌状態について、これからご紹介していきたいと思います。

男性の肌の特徴

子供のころには毛穴もなく、ぷにぷにのお肌も思春期になると徐々に様相が変わってきます。まず、皮脂の分泌量が増えてきます。男性の肌は女性と比較して皮膚が厚く、キメが粗くて毛穴も目立ちやすい傾向にあります。肌触りもザラザラで、べたつきが気になることも。これは肌の構造が違うことに原因があります。

皮脂量

男性の肌は思春期から皮脂の分泌量が急速に増加し、成人時には女性の2~3倍になります。女性は成人後、皮脂量が年々低下していくのに対して男性はほとんど分泌量が変化しないと言われています。その為、Tゾーン(額から鼻にかけてのライン)は女性よりべたつきやすいと言われています。

水分量

保水力に関わる角質細胞面積が少なく、水分の蒸散量は2倍以上、肌の水分量は女性のわずか30%~50%です。皮脂量が女性よりも多い為乾燥を感じにくいのですが、実は肌内部が乾燥している男性がとても多いです。

加えて、ひげそりの習慣が肌表面の角質を傷つけるため、バリア機能が低下しその結果肌内部の水分を保てなくなります。結果、顎を中心としたUゾーンは乾燥しやすくなっています。乾いた肌の保護の為に皮脂を分泌している状態になりますので、べたつきが更に気になります。

シンプルな男性スキンケアステップ

1. 洗顔

多すぎる皮脂量は時に皮膚トラブルの原因となります。毎日余分な皮脂はきちんと落とすのがオススメです。シェービング時にも使用できる泡で出てくるお手軽なタイプのものや、泡立てネットで使うものなど様々あります。

泡立てネットは雑菌が繁殖しやすいので必ず乾いたものを使う必要があります。吹出物が気になる方はこの雑菌がトラブル悪化の原因となる場合もありますので替えを用意するか、泡で出てくるタイプの商品を選ぶのが良いでしょう。

多すぎる皮脂に対応する為、脱脂力の強い洗顔を好む傾向がありますが、女性同様必要な潤いまで取ってしまうとお肌は乾燥を感じて更に脂を出すようになります。必ず水分を与えるようにしましょう。男性用の洗顔の刺激が強すぎる場合は女性用のものも検討してみると良いと思います。

2. 保湿

洗顔後、保湿がとても大切です。男性用のスキンケアはコットンを使わず、手で使用するものも発売されています。化粧水と乳液が一体となったものや、シェービング後のお肌を優しく労わる低刺激タイプ、ニキビ・吹出物対応のお化粧水などもあります。ケイポートの店頭でご相談いただければ、お客様の肌質に合わせてセレクトが可能です。

3. 日焼け止め

男性の肌は女性に比べて抗酸化力が弱く酸化ストレスをうけやすいです。紫外線ダメージを受けやすく、バリア機能が更に低下しやすい傾向にあります。皮脂は紫外線の影響で過酸化脂質となり、炎症の元となってしまうこともあります。ところが、日焼け止めに関する意識は女性に比べて低いのが一般的なようです。

※ 中には女性以上に念入りに、丁寧にされる方もいらっしゃいます。ファンデーションなどをつけていないのでこまめに塗り直すという作業があまり苦ではないとおっしゃっていました。

日焼け止めも沢山の種類がありますが、メンズスキンケアライン以外にも、お肌の弱い方、美白効果があるものなど種類も豊富です。

4. ライフスタイル

食事・睡眠・飲酒・ストレス・喫煙などなど。男性は女性に比べて意識しにくいところでもあります。忙しい世代の方々はなかなか改善が難しいところでもありますが、心がけ一つがとても大切です。

男性スキンケア最初のオススメ1品

ここまで男性スキンケアステップについてお話してきましたが、男性の方にとっては

  • まだまだお店で化粧品を買うのは恥ずかしい
  • スキンケアにコストをかけるのはちょっと…

という方も多いのではないかと思います。そこで、

  • 男性でも買いやすいボディケア商品
  • コストパフォーマンスに優れた商品
  • 自分だけではなく、パートナーや子供と一緒に使える商品

を条件として、美容部員視点でのオススメ商品を紹介します。

【おすすめ】シェルクルール ハーブシャボン

最近はメンズスキンケア商品が続々と登場していますが、私が推薦したいのは「シェルクルール」という化粧品ブランドです。

 シェルクルール

▶ シェルクルール商品一覧

その中でも、全身用ソープの「シェルクルール ハーブシャボン」が最初の一品におすすめ。

 

▶ シェルクルール ハーブシャボン

シェルクルール ハーブシャボン」は植物由来の糖蜜を原料として安全性を重視した弱酸性の全身ソープです。洗浄しながらお肌の抗菌力、抵抗力を高め、さらには加齢臭などの消臭効果が期待できる万能商品。

安全性を最も重視しているので、お子様やパートナーがいる家庭でも一緒に使えるのがGoodポイント。さらに身体だけではなく洗顔にも使うことができるマルチユースな商品です。実は我が家でもこの商品を使っていて、子供たちがお風呂の時に身体を洗うついでに顔も洗っています…!

お試し用もあり最初の一歩としてコスパも◎。シェルクルールシリーズはこの他にも老若男女で使える優秀な商品が多いので、是非使ってみてほしいブランドです。ケイポートでは、下記のお店でシェルクルールを取り扱っています。

まとめ

女性の肌に比べて、実は様々な刺激を受けやすい状態にある男性のお肌。ですがこれは逆にお手入れの効果を実感しやすいともいえます。スキンケアはとても心地が良いものです。是非男性の方も、是非スキンケアを日常に取り入れてみてください。

また女性の方も、男性スキンケア商品は大切なパートナーやお子様など、日頃お世話になっている方へのプレゼントにもなると思います。商品選定のお手伝いはもちろん、ギフトラッピング可の店舗もございます!必要な場合は店頭美容コーナーにご依頼くださいね。

 

【著者】鍋谷かおり

ケイポート美容スタッフ。中学生2人、小学生の姉弟を子育中のアラ45 。料理、ダイエットにすぐ手を出します。掃除は苦手(なので買うものは慎重派、物増やしません)出産、育児、復職を通して痛感した悩み、実践した美容情報を皆さまにお届けします!40代以降の筋肉や骨格の歪みに特化したメイクに興味津々です。シンプルかつコスパの良いお手入れをモットーに、心にゆとりが持てる美容を目指しています。

シェルクルールメンズ